●サウダーヂ

ワタシにとって、なくてはならないものの、ひとつ。
それは、ボサノヴァという、音楽。
そのボサノヴァの歌詞の中に、特に好んでつかわれているのが、
「サウダーヂ」(saudade)という、ことば。
懐かしさ、未練、郷愁、ノスタルジー、
孤愁、憧憬、思慕、切なさ…
そんな意味を持つ、ポルトガル語。
他の言語では、1つの単語であらわすことのできない、
複雑なニュアンスをもつ、独特のことばなのだそう。
ワタシは、昔から、
「切ない」とか、「懐かしい」という、ことばが、
その感覚が、すきだった。
すきというのは、おかしいかもしれないけれど、
なにかしら、そういう感じがするもの、
場所だったり、人だったり、景色だったり、においだったり、
そういうものには、たしかに、ひかれていたと思う。
それは、今でも。
「テーマ」というのは、あまりに大袈裟だけれど、
ワタシが、写真を撮るとき、なにかを表現するとき、
いくらかでも、「サウダーヂ」を感じてもらえたら…
そう、思うのです。
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