● 出発点

ワタシがハタチのとき、
実家で見つけた、
ミノルタSR-T101。
ここ何年も、
使い手がなく、ねむっていたカメラ。
ワタシの父が結婚するとき、
父の祖母(ワタシの曾祖母)が、
お祝いに買ってくれたものだという。
ワタシがまだ存在しないころの、母。
そして、幼いころの、ワタシ。
もう、会うことのできないひとだったり、
もう、見ることのできない景色だったり。
ワタシがいま振りかえることのできる、
「過去の記憶」を、
記録してくれたカメラ。
未来の自分のため、
そして、大切なひとのために、
「残す」ってことを、していきたい。
これからも、このカメラで。
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